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Change the world【ツイステ】

第4章 片恋コンサルテーション!【アズール】




アズールの身体は、美しい。

鍛え抜かれた筋肉がついているわけではなく、獣のようなしなやかさがあるはずでもない。

けれど、その肌や肉付きはどこか人外なるものを感じさせ、神秘的で美しい。

シャツを脱ぎ、素肌を曝したアズールの首筋を撫でた。
そのまま下へ滑らせようとしたところで、手を取られて床に縫い留められてしまう。

「僕の身体を触るのは、今度にしてください。ヒカルさんのせいで、我慢が限界だ。」

散々ヒカルを嬲り、昂らせてきたのはアズールの方なのに、今さらなにを言う。

不満のひとつでも口にしたいけれど、限界なのはヒカルも同じ。
早く身体の中心に、どろどろに溶けきった腹の奥に熱杭が欲しくて堪らない。

「んん、はぁ……、早…く……ッ」

「だから、煽らないでください。酷くしたくはないんです……!」

避妊目的の水魔法を纏ったアズールの楔が、ぬかるんだ蜜口に押し当てられる。
興奮した雄の温かさを感じるだけで、達してしまいそう。

「ん、酷く…して……。酷くしていいから、早く…ぅ……ッ」

むしろ、酷くされたい。
手荒く扱われて抱かれ、アズールでいっぱいにしてほしい。

そう願って強請れば、カッと頬を染めたアズールが息を呑み、あてがった屹立をヒカルの中へと突き立てた。

「あ、あぁ……!」

欲しかった熱が、質量が押し入ってきて、歓喜と官能に満ちた声が漏れる。
悦び勇んだヒカルの内部は膨張したアズール自身をぎゅっと締め、息を乱した彼が苦悶の表情を浮かべた。

「はぁ、う……、くそ……ッ」

せり上がってくる吐精感に抗おうと腰を突き動かし、ぐちゅぐちゅになった内部を抉る。

「ヒカルさんが…いけないんです……! 僕を、こんなに、夢中にさせるから……!」

「んぁ……ッ、あ、アズール……ッ」

それは、こちらのセリフだ。
夢中にさせてくれたのは、いつだって彼の方。

画面越しのアズールも、実際に動いて喋るアズールも、どんな彼でもヒカルを心の底から夢中にさせる。

彼がいるのなら、元の世界を捨てることさえ厭わないくらい。



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