第4章 片恋コンサルテーション!【アズール】
ヒカルの胸を愛撫しながら、空いた片手で彼女の身体をまさぐった。
首、二の腕、脇腹、どこを触ってみても柔らかく、人間の女性はこうも細く脆い生き物なのかと驚愕する。
太腿を撫でたところで、まだ目にしていない秘めたる箇所が気になった。
本の図解だけで知っているそこは、男根を受け入れる神秘の泉。
たった一枚の布で守られるそこを暴いてみたくて、許可をもらえていない現状がもどかしくて、ぐるぐる太腿を撫で回す。
「ん、はぁ……。下、触りたい…の……?」
「触りたいです。」
意図を理解してくれたヒカルにそう問われ、しゃぶった胸を離しながら食い気味に答えた。
がっつきすぎだと思われただろうか。
なんとなくネガティブになってしまい、そっとヒカルを窺い見れば、息を乱した彼女はベッドに腕をついて起き上がろうとする。
「どうしました? まさか……、中止…ですか……?」
絶望の色に染まったアズールの顔を見て、ヒカルが首を傾げる。
「え? パンツ脱ごうと思ったんだけど……。ていうか、女の子にそういうことを言わせないようにね。」
アズールの傍を離れていくわけではないと知って安心し、同時に言葉に反応した。
「僕が! 僕が脱がせます……!」
「え……。」
「いえ、その、女性にさせるべき行動ではないでしょう?」
「なに今さら言ってんの?」
ヒカルに夜の指導を頼んだ時点で、もういろいろと終わっている。
一応それを自覚していたアズールは、わざとらしい咳払いで誤魔化しながらも意見を突き通した。
「とにかく、僕が脱がせます。異論は認めません。」
「別にいいけど……。」
承諾を得た途端、普段は発揮されない俊敏さで下方へ移動し、薄っぺらな布一枚に恭しく手を掛けた。