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【鬼滅の刃】稽古はお嫌い?【柱】

第2章 【炎】手本は君


君と出会ったのは、まだ俺の弟が生まれる前だった。

父上がまれに家の道場で隊士数名に稽古をつけていることがあった。
その中に*がいたのだ。
最初は自分とあまり変わらない年の子だと思っていたが、どうやら年上らしい。
熱心に稽古を受ける*を父上は大層気に入ったらしく、お互い任務がない時は稽古をする約束を交わしていた。
*とまた会えるのだと思うとうれしく感じていた。
なぜそのように感じていたのかはその時はわからなかったが、今ならわかる。
あれが俺の初恋だということが。
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