第1章 プロローグ
*&柱「!!!」
お館様「隠はもとより隊士たちのお世話をしてくれるありがたい人たちだね。剣技が優れないからという理由で隠になっている子たちが多いけど、別にそう言う規則があるわけじゃない。
*は隠の護衛や蝶屋敷の手伝いもしていたし基本的な任務はそれになるかな。
そして、柱のお手伝いというのが隊士たちへの指導。柱は継ぐ子を育てる任務もあるからそれの代用のようなものといえば良いね。
今は継ぐ子を取っている柱が少ないから、たまに*と一緒にで稽古をつけてあげてほしい。さらに*と柱で模擬戦をしてみると良い。隊士たちに同等の力があると証明できるからね。
でも、だからといって*を勝たせる必要はないよ。演技でやってその時はうまくいってもいずればれてしまうものだからね。
もちろん、柱は忙しいからなかなか実現できないだろうから希少性も出てきて丁度良いだろうね。」
蟲「確かに、隠であれば必ず鬼を斬る必要はありません。かといって*さんの力を野放しするのではなく、柱の代わりに隊士に指導をする。今まではお館様の命ということもありましたが、隊士同士の稽古という形でしたからね。
ですが、隠にも剣技が優れない人たちという先入観があります。その先入観を薄めるために柱との模擬戦は*さんが柱と張り合う力があるということ証明できますので、稽古をつけやすい環境を整えることができるということですね。」
柱の全員が納得していたが、できれば*を戦いの場から離れさせたいという気持ちもみんな持っている。
しかし、*は鬼殺隊に必要な存在であることも理解している。
*「ありがとうございます。精進させていただきます。」
~~~柱合会議 終了~~~