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【鬼滅の刃】稽古はお嫌い?【柱】

第2章 【炎】手本は君


それから*は我が家に訪れることが少なくなった。
任務が忙しいことと、炎の呼吸を極めつつほかの呼吸についても調べているからだと父上から聞いた。
本当は継ぐ子になってほしかった父上は少し悲しそうにも見えた。
たまに父上に報告や型を見てもらうために訪れることがあり、弟の千寿郎にも合うこともあった。

母上が体調を崩したときに両親からは*には連絡しないように言われた。
*に心配をさせないためだということだった。
母上が亡くなったときもすぐには連絡をしなかった。
いや、できなかった。
父上が恐ろしく変わってしまわれたからだ。
隊士たちから話を聞いた*が我が家に訪れ、*にひどく責められた。
どうしてもっと早く教えてくれなかったのか。
どうして、どうして、と泣いて聞いてくる*が幼い子のように思えた。
年上の女性という印象だったから少し動揺してしまった。
杏「俺が強くなって千寿郎を守ります!煉獄家を守ります!そして*さんも守ります!」
*「!!。・・・そうだね。・・・うん!」
連絡しなかったことは心配させたくなかったからというのも*は理解してくれた。
そのあと、父上と*が二人で少し話した後、*は帰っていった。
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