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運命を超えて

第10章 アリス紛失事件


…数分後…
「私、水飲みに行ってくるね~」
ユキは水を飲みに行った




「…シルバー…結局この間どさくさに紛れて告白したでしょ??」
ユカは記憶操作のアリスを使った…
「ああ…」
「やっぱり~だったら…」
「アリス石交換するべきだね♪」
「はぁ?」
「…知るわけないか…」
「アリス石を交換したら付き合ってるって事になるんだって♪」
「そう…なのか?」
「…ライバルの居ない今のうちに交換の約束しといたら?」
「…」
シルバーはユキのいる方へ歩いて行った…




…一方ユキは…
「…」
「ユキ…」
「シルバー…どうしたの?」
「あの…さ…いきなりなんだけど…いつかアリス石を作れるようになったら交換してくれないか?」
「?…何?急にどうしたの(汗)」
「…ダメ?…か…」
「ううん…良いよ♪」
「ほんとうか?」
「うん♪」
「(よっしゃー!!!)」
「あと…ユカやハルカや蜜柑ちゃん…あと委員長にもアリス石あげないとな…」
「…えっ?」
「じゃ!先に戻ってるね♪」
「…」
シルバーは不安になってしまいました




~次の日~
ユキ達は大岩の前に来ていた…
「…ここの岩の穴から微かに火薬の匂いしない?」
「…本当だ…ユカ、アリスで探れる??」
「…ちょっとやってみる…」
ユカは記憶操作で中の様子を探った…
「…火山…に通じてるみたい…少し前にZの人も通ったみたいだよ…」
「…じゃあ、行ってみよう…」
ユキ達は中に入って行った…
一緒に付いてきちゃった人たちの存在も知らずに…





バシャーン!!……



「ぷはぁ~みんな大丈夫?」
「うん」
「…これって温泉?」
「…いや、これは火山だ…」
「…みんな、なるべく煙吸わない様にして!!幻覚香と同じ効果があるかも…」
「これって…意図的に出しているって事だよな…」
「…もしかして…火山口が…Zの基地?」
「とにかく行ってみよう…」
ユキ達は浮遊のアリスで火山口に近づいた…
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