第10章 アリス紛失事件
~高等部穴の前~
「ここ…ですか?」
「…どう見ても使われていない音楽室…」
「ああ…そうだよ…」
櫻野は3回逆回しの鍵を回した…
「さあ、中に入って…穴は30秒しかもたない…」
「はい…」
ユキはドアを触った
「えっ!?ユキ!!」
ハルカとシルバーも後に続いていった…
「3人とも!!」
「ほら…君も…頑張ってね…」
「はっはい!!総代表!!」
ユカもドアに触った…
…
…
ユキ達が行った後…
「さて…会議に行かないと…」
櫻野は本部に戻って行った…
…
…
…数分後…
「ここって…森だよね?」
「…そうみたい…」
ユキ達は高等部の穴から森に出てきた…
「…むやみやたらに動くとあれだから…ハルカ、千里眼でZ探せる?ユカは記憶操作宜しく!!」
「…やってみる!!」
「うん!!」
「…私は…っと♪」
ユキはピジョンと一緒に浮遊のアリスを使って上空を探し始めた…
「俺は…?」
「枝を集めて来て!!すぐ近くに沢山あるから!!」
…
…
…数分後…
「見つからなかった~」
「私も~」
「Zの奴ら上の方に行ったみたい…」
「じゃあ、とりあえず上に行く?」
ユキ達は山を登り始めるとそこは…
喋る木が喧嘩している森だった…
「爺さん!うるさいよ!!」
「団栗を…飛ばしてんじゃねー!!」
「…そんなに山火事が好きなんだぁ~(怒)じゃあ、出してあげるね?」
「(やばっ!!)ユキやめて!!」
「…ちっマグマラシ出せないから…」
氷のアリス発動した
「ギャー!!」
「あらら…」
「しばらくしたら解けるって…」
「…なあ」
「ん?何?」
「さっきから動物の石像が見えるんだが…」
「あっ本当だ…」
「!!…みんな!気を付けて!!石化のアリスが森に転移している…」
「えっ?」
「石化?」
「うん、石化…めったに見れないアリスで危険能力…この間本で見た…」
「…何かヤバそうだけど…浮遊で渡るか…」
(人1)はみんなを連れて浮遊のアリスで上った…
…
…
ユキ達は湖の前で降りた
「今日はここで一休みして明日また探そ?」
「…そうだね…」
ユキ達はたき火を始めた…