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運命を超えて

第10章 アリス紛失事件


数分後…
ユキ達は鳴海先生と別れてゆっくりと散歩していた…
「良いのか?すぐに教室に戻らなくて…」
「い~のい~の…どうせ今の時間は…」
ウーウーウー
警報音が鳴り響いた
「何!?」
テレパシーのアリス…
“(人1)…聞こえるか?”
“お父さん…?”
“…みんなを連れて本部の私の部屋に来てくれ…”
“…分かった…”
「?…何かあったのか?」
「うん…みんな本部に来いって~」
「…じゃあ、行く?」
ユキ達は学園本部にテレポートした




~アリス学園本部~
「トントン…失礼しまーす…お父さん…お呼びですか?」
「ああ…ユキか…ゴールドたちも一緒じゃないのか?」
「うん、私達お兄ちゃんたちには会っていないよ~」
「…そうか…」
「…で、用件は何ですか?」
「それは…」
「ドンっ!!…父さん!!ガ○ガ○君売り切れてたよ!!」
「…(えぇ~~~~~)」
「売り切れてたのか…残念だな~」
「…で、何の用件なの?お父さん…」
「それは…佐倉蜜柑と今井蛍の事だ…」
「蜜柑ちゃんと蛍ちゃんがどうかしたの?」
「…ああ…呼び出された生徒以外、外出禁止令が出ているのに2人は本部付近に行ってしまい…蛍ちゃんがZの人に銃で撃たれて重症だそうだ…」
「えっ…?」
「それで…君達にはそれぞれ頼みたい事があるんだ…」
「……」
「…で、ゴールドとクリスは今からポケモン世界に行って念のために…タンバの薬屋で秘伝の薬をもらってきてくれ…あれは、副作用が心配だが人間にも効くはずだ…」
「分かった…」
「…そしてユキ達はそのZの人たちを極秘で追ってほしい…他の先生には体調不良という事にしとくから…」
「追いかけるって…どうやって?」
「それは…」
「お呼びでしょうか?氷雪先生…」
「…会議中にすまない…櫻野君…」
「いえ…それに、会議はまだ始まっていないので…それでこの子たちですか…?」
「ああ…例の穴まで連れてってくれないか?…」
「はい、ユキさん達は来てください…」
「はい!!」
ユキ達は櫻野に連れられて高等部までテレポートした
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