第23章 プラズマ団と英雄伝説
Nの城の中は…何処か冷えた印象だった…
ゲーチス以外の七賢人が勢ぞろいしている…
「お久しぶりね…七賢人…」
「お出迎え…というわけではなさそうだな…」
すると…七賢人たちが前に出て来た…
「天に従う者は存し…天に逆らうものは滅ぶ…」
「大道廃れて仁義あり」
「一を知りて二を知らず」
「過ちて改めざる是を過ちという」
「君子は義に悟り…小人は利に悟る」
「天に二日なく民に二王なし」
急に前に出て来たので、二人は後すざる…
どうしよう…テレポートか氷のアリスを使って…
シュシュを触ってシルバーの方を見ると静かに首を振った…
確かに、今この場でアリスを使うのは危険だ…
「さて…我らが王様に何かあっては一大事…ゲーチス様の完全な計画も崩れ去るというもの…N様は落胆なされるだろうが…我ら6人ここでお前らを倒してみせる!!」
やっぱり、戦うしかないのか?
モンスターボールに手をかけた時…
「そんな事出来るのか?」
という声が聞こえ…ヤーコンが出てくる…
「まだくたばっていなかったか…ユキ…」
「貴様…ホドモエの…!?」
「フン!俺様だけじゃない!!」
他のジムリーダー達も出て来た…
「みんな…」
「悪いねぇ…アタシらの方が強いのに人数まで多くってさ」
「ジムリーダー共め!」
「プラズマ団の事…放っておくのってジムリーダーとして酷いでしょ」
「あのう…ベルに頼まれちゃったのもあるし…」
「…」
「ユキは…」
「俺らの大事な…」
「従妹です!!七賢人なんかに指一本触れさせません!」
「「大丈夫だって!」」
「ライトストーンを持つ者よ…先に進みなさい…」
あれ?何か変なセリフがあった気が…まあいっか…
2人はすぐ近くにあった階段をのぼった…