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運命を超えて

第23章 プラズマ団と英雄伝説


ユキとシルバーはフキヨセシティジムリーダーのフウロに連れられてタワーオブヘブンに来ていた…
「…シオンタウンにあるポケモンタワーより綺麗…」
キクコさんと一緒に行った事がある…
確か、取り壊されてラジオ塔に今はなってるんだっけ…
何度かそういう場所に行った事があるが…慣れない…
フウロさんは先に行ってしまった…
ユキは顔を真っ青にしている…
「…大丈夫か?顔が真っ青だぞ」
「大丈夫…この間の学園での事を思い出しただけ…」
シルバーはユキの手を握った…
「ほら…手を握ってれば大丈夫だろう?それとも…」
急にユキをひきよせ…抱きしめた…
「しっシルバー!!」
赤くなりながら抗議するが…シルバーは聞き入れなかった…
「こっちの方が良いか?」
そう言いながらニヤリと笑う…
「あっ悪役っぽい笑顔…」
やっぱりこの人はロケット団のボスの息子だな…
「…というわけで、行くぞ」
あっ照れた…
「うん!ありがとう!!シルバー」
シルバーのほっぺたにキスをするとユキは歩いて行った…
彼も赤くなって歩いて行った…


周りに居た人たちは、ボー然とみて…
「リア充乙」
とだけつぶやいていました…



~???~
ユキ達の使っている空間とは別の空間…
ウサギ耳の男とひ弱そうな男が居た…
「ユキ…夢魔の力で彼女をこちらに連れてこれないんですか?ナイトメア…」
「彼女は特殊だ…アリスの時の様にはいかない…」
「分かっています…」
「時計屋にも急かされてるが…白兎…お前は身内のあの子よりもアリスの方が大事じゃないのか?」
「ユキは今まで死んだと思っていましたから…彼女の分岐が始まる前に…確かあの場に貴方はいたのですよね…?」
「そうだな…それに、魔女の役がいつまでも空席のままだと色々とマズイ事になる…」
ナイトメアが悲しそうな顔をする…
「ユキ…幸せそうだな…」
「どうするのですか?貴方の領土の…でしょう?」
「そうだな…時が来たら…行動開始だ…」
ナイトメアという男の人が指を鳴らすと二人とも居なくなった…
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