第23章 プラズマ団と英雄伝説

ジムについて…この間停滞していた取引について話していると…
客が来た…
「プラズマ団…」
ゲーチスが部下を連れて立っていた…
相変わらず胡散臭い顔をしている…
「ヤーコンさん初めまして…ワタクシプラズマ団のゲーチスと申します…お世話になった同志を引き取りに来ました…」
「いやいや、礼は要らんよあんたのお仲間がポケモンを奪おうとしていたんでね…」
「おや、誤解があるようで…ワタクシどもは、ポケモンを悪い人間から解放しているだけですよ…」
「解放…拉致や強奪とかじゃなくて…」
「…」
「そうだと良いがね‥ワシは正直者故言葉遣いが悪い…それに反してあんたの言葉は綺麗だがどうもきなくさくてな…で、何だというんだ?」
「プラズマ団としてもホドモエシティに興味がありまして…ここに居る以外にも沢山の部下が居るのですよ…」
「…その言葉、ウソかホントか分からんが…戦わずに勝とはね、大したもんだよ…分かった!こいつらを連れて帰りな!!」
ヤーコンさん…
「さすが、鉱山王と呼ばれる商売人…状況を見る目に優れておられる…では、そちらの七賢人を引き取らせていただきます…」
何か、挨拶して帰って行った…
また会うとか何とか…
「ヤーコンさん…」
いつの間にかチェレン達も来ていた…
「お前ら悪いな…まあ、気を取り直してポケモン勝負と行くか!!」
「…では、私とシルバーは仕事に戻ります…さっきの商談はまた今度…」
「そうだな…またな…チャンピオン」
ユキとシルバーはホドモエシティを後にした…