第23章 プラズマ団と英雄伝説
観覧車の中は前回と同じくゆっくりと登ってる…
違う事といえば…一緒に乗っている人間だけだ…
N「最初に言っておくよ…僕は、プラズマ団の王様…ゲーチスに請われ…一緒にポケモンを救うんだ…」
(人1)「…」
観覧車はゆっくりと降りて行く…
ユキとNが出てくると…
プラズマ団が走って来た…
さっきまでずっと走り続けていたらしい…
「追いついたわよ!!プラズマ団!!」
「トウコちゃん!!」
「先輩!!どうして…」
トウコが何かを言いかけたので…制止した…
団員とNは何やら話し込んでいる…
「ボクが戦う間…君達はこの場を離れたまえ」
そう言うと団員2人は逃げていった…
「トウコ!!団員たちを!!」
「分かりました!!」
…
…
観覧車前は…
ユキとNの2人だけになる…
「…さて、ボクは君に勝てないが…逃げる団員のため…相手して貰うよ…」
「…」
2人は同時にポケモンを繰り出す…
ユキはグレイシア…Nはメグロコを繰り出した…
「グレイシア!!吹雪!!」
メグロコは戦闘不能になってしまう…
「流石は…カントー地方のチャンピオンだね…」
「…何で知ってるの?」
「…君の事はいろいろ調べたよ…」
ポケモンバトルをしながら会話をしている…
「これでとどめよ…グレイシア…氷の礫!!」
最後のポケモンも氷漬けにされてしまった…
「君は強いな…だが、ボクには変えるべき未来がある…その為に…ボクはチャンピオン…君達を超える…」
「…」
「誰にも負ける事のない唯一無二の存在となり…全てのトレーナーにポケモンを解放させる…」
「それは無理ね…」
「…」
「各地方に一人づつチャンピオンが居るんだから…言っとくけど…私よりも強いチャンピオンは山ほどいる…」
シロガネ山に籠っている元チャンピオンがそうだ…
「…ボクを止めたければイッシュリーグに来ると良い…ボクはチャンピオンを倒す…」
そう言って退散した…
「シロナさんに知らせないと…」
ライブキャスターを使って連絡した…