第23章 プラズマ団と英雄伝説

ユキはライモンシティの中にある公園に来ていた…
「シロナさん…遅いな…」
シロナさんと待ち合わせしている…
数時間後…
「ごめーん!!ユキ!!」
「いえ…それで…」
ユキはさっきＮから聞いた事を話した…
「…そう、そのＮって子がプラズマ団のボスなのね…」
「はい…チャンピオンを超えるというのは…」
「チャンピオンズトーナメントの事じゃないかしら…?ユキは殆ど出場してない…」
「あー…確かありましたね…」
各地方のポケモンリーグが終わって年末に行われるトーナメントだ…
各地方のチャンピオンが出場するトーナメントで…
各チャンピオンは極力出場するように協会からも指導を受けている…
1回戦で負けてさっさと学園に戻ったりほかの地方へ旅をしに行ったりしている…
「本気だしたらユキは良い所まで行けるのに…」
「冗談は辞めてください…私は…人一人守れないんですよ…弱いんです…」
シロナさんがユキの頭に手を乗せる…
「貴方は…ちっとも弱くない…貴方は頑張ったんでしょう?だったら誰も貴方を責めたりしない…」
「シロナさん…」
「そうだぞ…ユキ…」
「…!!」
ユキはガバッと振り向く…
「アデクさん!!」
「久しぶりだな…」
アデクさんは頭をくしゃっと撫でる…
「大きくなりおって…」
「えへへ…」
アデクさんにもＮの事を話した…
「そうか、ユキ…他地方のチャンピオン2人が関与していたとは…」
「まあ、これもチャンピオンの仕事ですしね…そういえば…イッシュリーグのルールについて聞きたいんですけれど…」
「そうだな…」
今大会からイッシュリーグのやり方は他の地方と少し違うとの情報を貰っていた…
ルール―は…
バッチ8個手に入れたトレーナーがトーナメントをして優勝者を決める所までは一緒で…
その後に上位数名が四天王にそれぞれ挑戦してチャンピオンに挑戦して最後に勝ち残った人がチャンピオンになるらしい…
その制度は近い将来全地方にも導入するらしい…
「だから、ポケモンリーグに私の部屋が出来るんだ…しっ仕事が増える」
「あらら…」
「皆大変だろうが…よろしく頼む…」
「分かっています…今回はその為に来たんですから…」
一般トレーナーに紛れてジムバッチを集めてる場合じゃない…
プラズマ団もNも止めて見せる…