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運命を超えて

第23章 プラズマ団と英雄伝説


ユキはあの後ヒウンシティジムでジム戦をした後、大観覧車のあるライモンシティに向かって砂漠地帯を歩いていた…
「砂嵐が凄いな~」
そういえば、かなり前に皆でライモンシティに行ったっけ…
ユキとシルバーにとってライモンシティは思い出の場所だ…
「シルバー…」
彼には会いたいが…プラズマ団の事もある…
今日からはカントーチャンピオンとしての仕事だ…
暫くの間アリス学園には時々しか帰れないかもしれないから…総代表の仕事も出来る所まで副代表のシルバーに頼んである…
何か緊急の書類や会議とかが無ければ連絡はない…ハズだ…
まあ、それ以外にも連絡取りあってるけど…
のんびりと歩いていると、ライモンシティに着いた…
「ついた~」
ライモンシティは相変わらず大きい街だ…
とりあえず遊園地を探すことにした…
念の為、こっちの地方に来ているシロナさんに連絡を入れる…
「…という事です。今回の件は私が…」
「分かったわ…プラズマ団の事は貴方に任せます…でも無茶をしないように…ポケモン教会の理事たちも…」
「分かりました…」
「国際警察にも応援要請しとくわ…」
「はい…アデクさんには…」
「あの人は電子機器使えないから…」
「そうですね…では…」
ライブキャスターを切ると…周りを見渡した…
「皆…出て来て!!」
ポケモン達は不思議そうな顔をしてみている…
「久しぶりの遊園地でしょ?楽しまないと…というか、皆ご飯だよ?」
そう言うとポケモンフーズを出す…
学園で受け取って来たお弁当を広げて食べた…
いつもの通りスペシャルのお弁当は量が多い…
ご飯はシングルの人やダブルの人と一緒で良いんだけど…
この間言ったら寮母さんに怒られたっけ…
一人で笑いながら食べていると…遠くの方でNの後ろ姿が見えた気がした…
「!!」
お弁当を急いで片づけて食べ終わって昼寝しているポケモン達をボールに戻すと…急いで追いかけて行った…
もしかするとNはプラズマ団と関係あるのかもしれない…
ユキは急いで追いかけた…
もっと早く…
微かに時計の音も聞こえた…
気が付くとNに追いついていた…
「君は…足が速いんだね…」
「N様!!」
N…様?
何それ…という事はやっぱり…
「N…君は…」
観覧車の前だった…
「観覧車に乗ろう…」
そう言うとユキを連れて観覧車に乗りこんだ…
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