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運命を超えて

第22章 アリス学園の過去と初校長


~高等部~
生徒に思い切り…手…出しかけた…
「どーしたらいいと思う!?一兄!!」
「死ねばいいんじゃないか?」
「…お前…自分が何言ってんのか分かってんのか?…生徒だぞ…学生の時から子供の居る春海先生と高等部1年の氷雪とは違うんだぞ!!」
「…分かってるよ…ガキの頃から知ってんだぜ…ありえねーって俺だって思ってるよ…どーなってんだ?」

「最悪だな…」
「教師失格ですね…」
「ぐっ…」



「…五十嵐薫から卒業式直後春海先生のアリスを介して報告があった…初等部校長が以前から執着していた「盗み」のアリスの安積由香…五十嵐いわく初等部校長が彼女を手に入れる為にどうも最悪の手を打ってきたようだ…」



…(すみません…結構飛ばします。)
「…行平校長…先程あいつが話していた生徒の件…まさか…」


~初等部~
「えー!アリス石実習!?その年で!?マジで!?」
「おねーちゃんもらって~」
「だめっ僕の石貰って!!」
「えっ貰えないよ!!そんな立派な石…」
柚香さんが困ったような声を出すと…二人が悲しそうな顔をした…
(貰っちゃったよ…この子達優秀なんだな…)



「おい…柚香…やっと見つけた…この間からやたら人の事避けやがって…お前…このまま一生あの校長の操り人形にでもなるつもりか?奴との結婚に同意したってどういう事だよ!!」



柚香さんとゆっきーの謎の鬼ごっこなう←
「俺の事好きなくせして…よその男のとこ行くとか言ってんじゃねぇ!!行くなっつってんだろ柚香!!」
周りがざわつき始める…
「オレは…柚香…お前に惚れてるよ…めんどくせぇ事はもうどうでもいい…来いよ…柚香…お前だけのもんになってやる…」
ゆっきーがそういうと柚香さんが泣きながらゆっきーを抱きしめた…
…その後…冷と鈴子さんと神野先生が駆けつけて高等部に向かった…
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