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運命を超えて

第22章 アリス学園の過去と初校長


「また時間の波が動きましたね…」
「1年か…」
~中等部~
先生は…私の光だった…
「安積…柚香?」
でも、あの時はそんなあの人の目に自分の姿を映すことがまるで…
先生の光を曇らすことの様に思えて…
先生の目に映る自分は…何よりも穢れて…見えて…
「あ…おい!!」
「ゆっきー?」
「ねえ…あれ…ゆっきーだよ!!」
「あーやっぱゆっきーだ!!何で中等部にいるのー?」
「お前ら…」
「久しぶりー元気ー!?」
「先生…」
「…!?」
何かに気が付いた




その頃の柚香さんは…
「…の旅に出るものに…アリスなんて必要ない…彼らには無用の長物…さあ柚香…」






『盗るんだ』







「私の魂(アリス)を奪わないでくれ…・」

「…」

柚香は今にも泣きそうな顔をしていた…





「いい子だ…」







「この部屋も君も永遠に私の物…どんな手を使っても…」







『一生君を離さない…』







…死神…

穢れた…私のアリス…










~中等部~
「柚香ちゃんの盗みのアリスの事先生知らなかったのね…彼女の裏仕事だって中等部では有名よ…私だってあの子のアリスの被害者…人のアリス盗るなんて皆に嫌われて当然よ…」
「ルナ…お前あいつの友達じゃなかったのか?」
「…そうだっけ?私には…「さっきの吸魂で操っていた奴らがか?」…。」
「おまえ何やってんだよ…」
「先に私の事友達と思ってなかったのは柚香ちゃんの方じゃない…知ってたのよ…」


…本当はあの子が…



『嫌々私と一緒にいるんだって事』






冷君達も3人同時に優等生賞を取ったとかで最近どっかに行っていて見かけないし…
任務だって冷君と炎夏ちゃんはさっさと終わらせるし…


「これ以上一人が耐えられなかった…なのに私をまた『独り』に突き落とした…」


柚香ちゃんなんか…一人になればいい…
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