第1章 小さい頃のお話
…そして日も暮れて来て…
もうそろそろ帰る方法を見つけないとと考えていると…
「ユキ…ぼく…」
「えっ?」
ぼく‥って事は男の子だったんだ…
「ぼく…ロケット団のボスの…」
「…?」
「シルバー様~!」
遠くの方から黒服を着たおっさn‥では無く、お兄さんが来た
「何だ…」
「ボス…サカキ様がお呼びです…」
「…父上か…分かった…」
「…この娘は…」
「この子はユキだ…ちょっとユキと話してくるからお前らは離れていろ…」
「はいっ!!」
…
…
私達2人は…
「…もしかして…」
「ああ、ぼくはロケット団ボスのサカキの息子だ…」
「…そうなんだ…」
「…驚かないのか?」
「うん♪」
何となく…ね
始めから私はこの子に会った事がある気がするもん
「ふっ…不思議だな…初めて会った気がしない…」
「私も♪」
何でだろうね
「…ぼく…」
「…ユキ…ユキ…どこに居るの?」
「ユキー!!」
「えっ?」
何処からかユカとハルカの声が聞こえる
「ユキー!居たら返事して-!!」
「…?どうしたの?」
シルバーは何も聞こえないみたいね…
「みんなが…みんなが呼んでる…」
「待って!ぼく…」
「また今度会った時に聞くね!だって私達またいつか会う気がするもん♪」
「…そうだな…また会った時に話す…またな…」
「うん、またね♪」
私は近くで光り輝いている扉をくぐりもとの世界に戻った…
…
「…シルバー様?」
「ユキ…いつかまためぐり会いたい…それまでに誰よりも強くなる…そして会った時に…いつか…この気持ちを伝える…)」
「…サカキ様がお呼びですのでまいりましょう…」
「ああ…」