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運命を超えて

第1章 小さい頃のお話


…これはユキたちが小さい頃のお話し…
~近所の公園~
「ユカみっけ!」
「見つかったかー」
「あとはハルカだけか~」
ユキ達は周りを見渡した…
すると滑り台の下にハルカの姿があった…
そういえばいつもそこに隠れているよね
「ハルカみっけ♪」
「あっ見つかっちゃった」
「この後どうする?」
「とりあえず…帰るか♪」
「16時だし…ね」
もうそろそろおじいちゃんたちも家に帰っている時間
今日の夕ご飯は何かな~
「了解!2人は先に帰ってて!私は用事があるから♪」
「分かった~お爺さんたちには私達から行っておくね~」
「夕ご飯の時間には帰りなよ~」
「分かってるって!じゃあ、後でね~」
私は一人公園の奥の方にある迷路の中に入って行った…




…数時間後…
「随分と遠くまで入っちゃったな…」
私は迷路のかなり奥の方まで来てしまった…
すると…
歩いていくうちにいつの間にか見た事のない街に来ていた…
「ここ…どこ?(迷路を通って家に帰ろうと思ったのに…)」
私は黒い服のおじさんたちも見かけるので怖くなってきた…
「ん?君は…どうしたの?」
「おっお兄さんは?」
「俺はレッド…君は?」
「わっ私は…ユキ…あの、此処は?」
私はレッドという赤い服を着たお兄さんに此処の事を聞いてみた…
「此処はタマムシシティだよ…ユキちゃんは、ご家族の方は近くに居ないの?」
「うん、私がいた町から結構離れちゃったみたい…」
「そうなんだ…あっあそこにユキちゃんと同じ年くらいの子が居るから話しかけに行っといで」
「うん!!」
…私は赤い髪の男の子に話しかけた…
この子、目つきが悪そうな子だな…
「こんにちわ!私はユキあなたは?」
「ほくはシルバー…」
「シルバーって言うんだ…よろしくね♪」
「よっよろしく…」
なんかこの子可愛いな…照れてるし
女の子みたい
「…なかよくなれたみたいだな…俺はちょっと調べものしてくるから…仲良く遊んでいろよ!!」
「うん♪」


ユキとシルバーはかくれんぼしたり…鬼ごっこしたりして楽しい時間を過ごした…
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