第19章 シッポウシティと追いかけっこ
「結構奥まで来たね~」
「もうそろそろ追いつくかな…」
ユキとトウコは森の出口に差し掛かっていた…
どの道アーティさんが出口に居るから逃げらえないだろう…
盗んだ物を持っている団員とはバトルになるだろうな…
ユキはそう考えていると…
…
…
遭遇してしまった…
プラズマ団と言うバカに…
やべっ!あっちも気づいた!!…とりあえず近づくか…
トウコとユキは近づくと…
したっぱもしたっぱで動揺しつつバトルしかけてきた…
仲間が子供に負けた事に驚いている…
トウコが応戦している…
ユキはデータを取る為…パソコンを取り出していた…
…
…
…
暫くして…トウコが勝つとそのしたっぱは骨を返してきた…
「…確かに博物館の骨ね…」
ユキは本物かどうか確認した…
「これで…我らの…そして王様の望みが叶わなくなるのか…」
「…王様?」
大昔の話じゃないんだから王様が存在するって違和感がある…
確かに異世界のゴウォマカや現実の世界等にもいる事には居るが…
ポケモン世界に王様なんて聞いた事が無い…
…もしかするとチャンピオンの事か?
…いやチャンピオンのハズが無い
ユキは考え込んでいると…茶色い服を着たおっさんがしたっぱのとこにやってきた…
「大丈夫ですか王様に忠誠を誓った仲間よ…」
「アスラ様!!…折角手に入れた骨をみすみす奪われるとは無念です…」
「良いのです…ドラゴンの骨ですが今回は諦めましょう…調査の結果…我々プラズマ団が探し求めている伝説のポケモンと無関係でしたから…しかし二度と邪魔立て出来ぬよう痛い目にあって貰いましょう…」
アスラが一歩前に出て来た…
「トウコ…後ろに下がってて…私がこいつの相手をする…」
トウコは後ろに離れた…
「おや…貴方は…もしかして…」
「ああ…良かった!!虫ポケモンが騒ぐから来たら何だか偉そうな人居るし…さっき僕が倒しちゃった仲間を助けに来たの?」
「ユキ!トウコ!アーティ!他の連中は何にももっていなくてさぁ…で、何だいこいつが親玉かい?」
アーティとアロエが来た…