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運命を超えて

第19章 シッポウシティと追いかけっこ


「私は…プラズマ団七賢人の一人です…ゲーチスは言葉を使いポケモンを解き放たせる!…残りは仲間に命じて実力でポケモンを奪い取らせる…だが、これはちと分が悪いですな…虫ポケモン使いのアーティにノーマルポケモンの使い手アロエ…そしてカントー地方現チャンピオンユキ…敵を知り己を知れば百戦して危うからず…ここは素直に引きましょう…ですが、我々はポケモンを解放するためポケモンを奪う!!ジムリーダーや他地方のチャンピオンといえどこれ以上の妨害は許しませんよ!!…いずれ決着をつけるでしょう…では、その時をお楽しみに…」
七賢人アスラとしたっぱはそそくさと逃げて行った…


「素早い連中だね…どうする?追いかけるかい?」
「いやぁ…盗まれた骨は取り返したし…あんまり追い詰めると何しでかすか分かんないです…じゃあ、僕帰りますから…それじゃあさ2人ともヒウンシティのポケモンジムで挑戦待ってるよ…うん、楽しみ楽しみ♪」
アーティはヒウンシティに帰って行った…


「2人とも!あんた達の持っているそれが必死になって取り返してくれたドラゴンの骨なんだね…」
「はい!」
「2人とも…本当にありがとうよ…あんたたちの様に優しいトレーナーなら一緒にいるポケモンも幸せだよ…こいつはあたしの気持ちさ…大切に使っておくれ!」
「これは…」
「月の石ですね!ありがとうございます!!」
「そうだよ!それを使う事によって進化するポケモンも居るんだよ…さて骨を博物館に戻さないとね…じゃあ気を付けるんだよ!!」
アロエはシッポウシティに帰って行った…
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