第18章 胡散臭い演説とサンヨウシティ
…一方…
ユキはココアを飲みながらまだ未来の空想現実の異世界で未来の自分や氷空と話していた…
「氷空って…私の娘って事はこの子の能力からしてなんとなく理解したけど…お父さんは…?」
「この髪の毛の色で分からないかしら?」
「…ぶっ!!!…ゲホゲホ…もしかして…シルバー!?」
「せいか~い♪」
「あははは…(シルバーには黙っとこう…)」
…
…
…
…
…暫くするとユキの体が光り始めた…
「…時間の様ね…これを持って行って!!」
未来のユキは時を超える鍵を渡した…
「これは…氷空と同じ…」
「そうよ…これは本来生まれた時に貴方が受け取るはずだった鍵…いつかこの日が来るまでセレビィから預かっていたんだ…」
「また…ユキちゃんの時代に遊びに行くね♪」
「うん…」
「それと…初校長達には気を付けて…絶対に鍵を取られないようにね!!」
「うん…」
ユキは光になって消えた…
…
…
…
…
…
…
…
目が覚めると…
シルバーが部屋に入ってきた…ユキはシルバーを見るなり…
「シルバー!!」
シルバーに抱き着いていました…
「…(人1)…」
「逢いたかったよ…シルバー…」
ユキとシルバーが抱き着きあっていると…
ドアの方から強い殺気が漂ってきていた…
みんないる…
「「シ~ル~バ~(怒)」」
「…」
シルバーは冷や汗をかいている…
「俺の妹に何すんだ!!」
「ユキは俺の彼女だ…」
シルバーは言い放った…
…
「…全くお兄ちゃんは…(呆)」
呆れながらゴールドに水の魔法を浴びせた…
…
「ユキ…やりすぎだ…」
「へっ?」
周りを見ると…部屋が全体的に水びだしだった…
「あっ…間違えてアシッドスコール使っちゃった…♪」
そう言うと炎の魔法で部屋を暖めはじめた…
…
…
…
「ユキ…それとだな…」
「あっ…後継者の事?」
「ああ…そうだ…」
すっかり忘れてたと思い…時を超える鍵を冷に見せた…
「これは…!!!(そうか…)」
「継承者はユキちゃんだね…」
「そうだな…ユキ…そのカギ…大切にしろよ…」
優しくそう言うとユキとシルバーに「話がある」とだけ伝えて部屋を出て行った…
「何だろう…」
「…」
…
…
…暫くして2人も出て行った…