第18章 胡散臭い演説とサンヨウシティ
ユキとクリスとゴールドが眠ってから2日が経った…
ゴールドとクリスは意外とはやく目が覚めた…
ユキは依然として眠り続けている…
…
…
シルバーはユキにつきっきりだ…
「…襲うなよ…」
「…(怒)」
冷は冗談交じりに言うとシルバーの炎のアリスの餌食になりました…(笑)
…
…
「…なあ、シルバー…こうしてるとさ…昔を思い出すな…」
「…ああ…俺やユキにとっては前世だが…」
「あの時は楽しかったな…」
「そう…だな…」
「…知ってるか?空想と現実の異世界のにはゴウォマカ以外にも色んな魔法がある事を…」
「…知ってる…現実世界とは違うイギリスで使われている魔法や何処かの世界にあるどちらかと言えばアリスに近い魔法…少女の一つの願い事(契約)で使える様になる魔法…様々だ…」
シルバーは世界は面白いと思っていた…
その後も冷と話していたが…
…
…
…
…
…暫くして…
ゴールドとクリスは後継者にならないと判明した…
2人とも時の鍵を手に入れる事が出来なかったからだ…
ユキに決まったが…目覚めない…
「ユキ…」
「シルバー…君に少し聞きたい事がある…」
冷はシルバーを隣の部屋に連れてった…
…
…
…
…
シルバーが部屋に入ると…
「シルバー…君とユキ…2人は何を隠しているんだい?」
「…」
シルバーはユキに口止めされているので言えない…
「…じゃあ、聞き方を変えよう…2人は…何で…潜在能力系と危険能力系の両方ともに名前があるのかい?」
冷は此処に来る前に体育祭のメンバー編成の為名簿を見ていた…
「…それは…言えない…」
「…そうか…」
冷はそれだけ言うと目覚めたらユキにでも聞いてみるかとつぶやきながら部屋を出て行った…
シルバー「…くっそう…」
シルバーはどうしたらいいのか分からず葛藤していた…
風の精霊エアーと彼のポケモン達は心配そうにシルバーを見つめていた…
…
…
…
…
…
…
…
…
…
…
…そして3日目に突入した…
夕方になっても相変わらず眠り続けているユキを見て周りの人たちは困惑し始めていた…
普段なら遅くても3日目の午前中には目覚めるはずだ…
それなのに起きない…
みんな口々とユキの名前を呼んでいた…