第14章 夢と少しの旅立ち

～ポケモンセンター～
「お待たせ!!」
「…で、ギャラドスは…」
「ここに居るよ…」
「…そうか…」
「…先にボックスに…スイクンを預けてっと…」
「スイクン預けて大丈夫なのか？」
「うん…スイクンはしばらく休んでいてほしいからね…このアジトではなくてこの先の事件で活躍してほしいし…」
「そうか…」
「…で、さっきポケギアで話していた助っ人だけど…」
「…何だ？」
「藁屋根の…お店があったでしょ？…そこが怪しいって言って先に行っちゃった…」
「チャンピオンとか言ったか…勝手なことするな…」
「まあ、良いじゃない…行こうよ～」
「あっああ…」
…
…
…
…
…
…
ロケット団アジトの中…
ユキとシルバーはテレポートのアリスを使いながら進んで行った…
「あと…か…」
「どうした？」
「…もうすぐ学校だ…」
「そうだな…」
「バッチ…8個集まるかな？」
「ユキなら大丈夫だ…」
「私ね…見つけたんだ…」
「何を？」
「夢…」
…
…
…
「何だと思う？」
「…チャンピオン？」
「うーん…それもそうだけど…」
「違うのか…」
「…!!しっ…誰かの声が聞こえる…」
…
…
…
…
…
…
「…でさ～」
「ウケるww」
「…あれ？あそこ…怪電波発生装置の部屋のパスワードって何だっけ?午後から見回りなんだよ…」
「おまっ…そんぐらい覚えておけよww」
「ごめんｗ」
「「ヤドンの尻尾」と「ラッタの尻尾」だよ…全くｗ」
「助かった…ありがとう…でさ～……」
…
…
…
…
…
「…なんかさ…あのしたっぱ達って…バカ?」
「…そのようだな…」
「(ああいう大人にはなりたくないな…)さて…と情報聞けたし…その怪電波発生装置をぶっ壊しに行こうか…」
「ああ…そうだな…」