第14章 夢と少しの旅立ち

～怪電波発生装置の部屋前～
「君たち!!無事だったんだね…」
「はい…テレポートで情報集めていたので…」
「お前らか!侵入者は…」
「チャンピオンと…おやおや？…シルバー様と姫ではありませんか…こちら側に来る事をお決めになられたのですか?」
「ほう…このガキ2人が…」
ユキとシルバーは手を繋ぎお互い目配せをした…
「…残念ね…私たちは…ロケット団の復活を阻止しに来た…」
「そうだ…父さんのやっている事は間違っている…ハルカやユカ…そしてユキから学んだ…」
「…そういえば…いつも一緒にいた小娘達が居ないようだね…」
「…」
「出て来い…オーダイル!!/バグフーン!!出てきて!!」
「アーボック!/ゴルバット!」
「マッハライン…」
バグフーンとオーダイルの速さを上げた…
「バグフーン!火炎放射!!(…それで、浮遊♪)」
浮遊のアリスを使ってバグフーンを浮かせた…
｢(…これで)オーダイル…波乗り…｣
ユキは波が引いたのを見てバグフーンを下ろした…
「素早いガキだこと…」
「くそっ…ゴルバット!エアスラッシュ!!」
「アーボック…噛み付く!!」
「(テレポート…)バグフーン!!火炎車!!」
｢援護する!!オーダイル!!アクアテール!!｣
ユキとシルバーの技がそれぞれ急所にヒットした…
｢…まさか…｣
｢こんなガキ共に…俺たちが負ける…だと？｣
「まあ、良いですわ…もう誰にも計画は止められない…」
アテナとラムダはそう言うと、したっぱを連れて出て行った…
「…後は…」
ユキは、パスワードを打ち込んだ後座り込んでしまった…
｢ユキ!!｣
「大丈夫…そんなことよりも…あそこのマルマインをなんとかしないと…モココ!!バグフーン!!マルマインを倒してきて!!」
「俺も手伝う!!オーダイル…ニューラ…お前らも手伝え!!」
「…ワタルさんは?」
「知らん…ダブルバトル中どっかに消えた…」
「…そうなんだ(汗)」