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運命を超えて

第13章 年末年始と誕生日と?


「ユキ…俺が付いていながら…(お前を護れなかった…)」
「シルバー…レッドお兄ちゃん…」
「(レッドって誰だ…?)ユキ…」
シルバーはユキの手を握った…
ユキのポケモン達も心配そうに見ている…
「…」
「…蛍のお兄さん…こういうのはどうやろか…ウチが無効化でユキちゃんの中にあるペルソナのアリスの浸食を抑えてそのうちにハルカちゃんと蛍のお兄さんで治療するのは…」
「…そんなにうまくいくわけはない…」
「そうよ…って言いたい所だけど…試してみる?」
「えっ?」
「…私と蛍兄が全力でサポートするから…」
「…うん」
「…」
「…じゃあ、蜜柑ちゃん無効化宜しく…」
「うん…」
無効化発動…
「…神藤…増幅のアリスの方を強く出来るか?」
「はい…やってみます…」



「あれっ?(何だろう…この黒い石…)」
いつの間にか蜜柑の手の中に黒い石が握られていた…
「蜜柑ちゃん…どうしたの?…て!!」
「…痣が…消えてる…!」
「…その石は…!!」
「いつの間にか握られていたんや…(どうしてやろう…)」
「…そうか…(この子が盗みのアリスを持っていたとは…)」
「…遺伝にしては珍しくないか?」
「…そうだな…」
「…?」
「ユキ…」
「…」




…この後…もう一つの事件の騒ぎに乗じてユキを寮の部屋に運んだ…
だが…ユキは1週間が経とうとしても目が覚めなかった…
「ユキ…」
「ユキ…目を覚まさないね…」
「葵ちゃんが学園を去る日なのにね…」
「3人とも~いくで~」
「うん…ユキ…すぐ戻るからね…」
「ユキ…良い夢をみろよ…」
3人は葵ちゃんの見送りに行った…
誰もブレスレットが光っているのに気づかずに…e
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