第2章 イライ・クラーク
『やあ。ちょっと聞きたいことが……』ニコッとイライは笑っていたが次の瞬間、ふっとその笑みが消えた。
次の言葉を待っていた私は、黙っているイライをどうしたんだろう?と不思議そうに見る。
するとイライは私の手を引っ張って部屋の中にズカズカと入り、私をベッドの上に押し倒した。
『ふぇっ……!』
あまりに急な出来事に私は変な声を上げる。
『……ごめん。』
そう言い残してイライは私に貪るようなキスをしてきた。
現実世界で密かに夢見ていたことではあるが、実際に起こるなんて思わなかった私は混乱する。
『……!んっ!…ぷはっ!……ちょっ…!ん〜!///』
息継ぎの暇も与えないような激しい口づけに私は抵抗をしようとするが、イライは私の両手をガッチリとベットに押さえ込んでいて身をよじることしかできない。
『ごめんっ……なぜだか急に昂っちゃって……』
『…ん!』
そうこうしているうちに彼の舌が私の口の中に侵入してきた。グチュグチュと唾液を絡ませながら激しく動く彼の舌に痺れるような感覚が私を襲う。
『ん…やっ…イライくっ……///』
それでもイライは執拗に舐め続ける。止まることのない彼の舌によるグチュグチュという唾液音が耳までも犯す。
最初足をバタバタと動かしていた私だか、徐々に力が入らなくなり、動きが弱々しくなっていく。
イライは私がもう抵抗する力がないとわかると、掴んでいた手を緩め、片手を私の服の中に滑らせて私の胸を包む。
『フフっ♡千代ちゃんの…やわらかい♡』
そう言ってふにふにと揉み始めた。
『んっ///』
イライの大きくゴツゴツとした手が動く度、私は声を漏らす。
『……ねぇ…ここ…舐めてみてもいい?』
そう言ってイライは私の服を下着ごと上にまくりあげ、私の胸の先端を口に含む。
『…あ!やぁ///』
イライの舌が絡みつき、吸ったり舐めたりを繰り返す。
感じたことの無い感覚に身を捩ると私の足が彼のに触れる。
固くなっていることに気づき、赤かった顔がさらに赤くなる。
『……あー、気づいちゃった?♡』
イライはニヤッと笑う。
イライは胸をいじっていた手を滑らせ、私の体をなぞりながら下に動かし、下着の上から私のをつぅっとなぞる。