第3章 ナワーブ・サベダー
しばらく私の胸を揉み続けて、楽しそうにしていたナワーブだが、急に暗い顔になった。
『それにしても、お前可愛いから他のやつにも狙われそうだな……。出来ることなら俺だけのしたいんだけど、荘園の主にみんなで共有してくださいって言われちゃったんだよなー。』
と、ふてくされたように、頬をプクッと膨らませながら言う。
…あ、かわいい♡…………ってちょっと待って。
『え、共有?私他の人にもこういうこと、されるかもしれないってことですか?』
ただでさえイライくんや、ナワーブくんというイケメソ達に既に食われてしまったのに、他の方にもなんて…ハーレムかな?
……ってそんなふざけてる場合じゃない!とっても魅力的だけど、処女卒業したばっかの私の体でそんなの耐えられる気がしない。
一人でワタワタしだ出した私を見てナワーブが、
『今更気づいたのか?』
と呆れ顔で笑い、耳元でささやく。
『これから、沢山愛してやるからな♡覚悟しろよ♡』
…っ///…この先私、どうなっちゃうの…!?///