第2章 イライ・クラーク
ぬるぬると彼のが動き出す。
イライは私の反応を見ながら、なにか探るように奥を突いたり、入ってすぐのとこを擦る。
何回かそれを繰り返されるうちに、私の中もより熱くなり、水音も強くなっていく。
そしてある一点を突かれたとき、一瞬頭が真っ白になる。
『っああああ♡……/////』
『あ♡見つけた♡…へぇ、千代ちゃんはここが気持ちいいんだ〜♡』
そう言いながらイライは執拗にそこを攻める。
『んっ、……っ…もう…だめっ…///』
『うっ///…僕も……もう…出ちゃいそっ…///』
彼も私も息遣いがどんどん荒くなる。
『……でるっ!……あっ!…くっ!…〜〜〜///』
『っ!……んん〜っ』
イくと同時に、中で熱いのが広がっていくのがわかる。
『……っ……はぁ……♡』
2人して先程の余韻に浸っていると、
〈ドンドンドン!!〉
扉を強く叩く音がした。
『『!!』』
『おーい!千代ー!晩飯の時間だぞー!』
扉の前の主が言う。
この声は…ナワーブくんだ。
『っ、ちょ、ちょっと待って!あ、後から行くから!!』
『……そっか、早く来いよー』
そう告げナワーブは扉の前から遠ざかっていった。
ほっ…と息を吐き、とりあえずと服を着ようと思って動き出す。 しかし立ち上がろうとすると、中からとろっとさっき出されたのが足をつたう。
『っ、んっ///』
まだちゃんと立つこともできず、よろけそうになる私をイライが支える。
『……大丈夫?ほら、こっち来て……拭ってあげるから♡』
ベッドの上に座っている彼の肩に捕まりながら立ち膝で向かい合う姿勢になる。
ティッシュで拭いながらイライが少し反省したように話し始める。