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【更新停止】Other Only 短編集

第1章 切島くんのお部屋


〜3部屋目 ラッキースケベ〜
切島side





学校からの帰り道。

ふと、前を見ると癒月が、友達と帰っていた。

俺の好きな人だ。

ストーカーみたいでついて歩くのは、ちょっと気が進まないが、同じ道だから仕方ない。

つかず離れずの状態で歩いている。



『きゃっ…』



そんな時、癒月の悲鳴が聞こえた。

前を見ると突風で、スカートがめくれて、下着が見えていた。



「……っ!?///」



目をそらさないといけないと、わかっててもやっぱり男だし。

ましてや好きな人、らしくないが見てしまった。

外見はあんな清楚なのに、下着は結構セクシーなものだった。



ーギャップありすぎだろっ。

あんなもの普段履いてるのかよ///ー



俺は、はっと周りを見渡した。

幸いにも、俺しかいなかったからほっとした。











それから数日、あの光景が忘れられなくて、俺は癒月を見れなくなった。



『切島くん?』

「…っ!?// わ、わりぃっ//」



癒月が不思議そうな顔をしている。

本当は、声かけられて嬉しいのに何やってんだ。

とりあえず謝らないとな。



「癒月、ごめん! 俺、この前癒月の下着見ちまった!」

『…ぇえっ///』

「忘れようと、頑張ったんだけど、忘れられねぇんだっ//」



だから、本当ごめんって謝ると、癒月は笑った。



『ふふっ…本当、切島くんって正直だねっ笑 でも忘れて欲しくないかも?なんて笑』

「…は?」



俺は、この前のことも、今日のことも忘れることを辞めた。





3部屋目 ラッキースケベ END
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