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【更新停止】Other Only 短編集

第3章 轟くんのお部屋







『素敵な夫婦関係ですねー』

『それが普通じゃないのか?』

『今の台詞、世の中の夫婦に聞かせてあげたい!笑

続いては旦那様に直して欲しいところは?』


《やっぱり、食事でしょうか? 好きなのはわかるんですけど、お蕎麦ばっかりだと力がつかないというか、いろんなもの食べて欲しいです。家では食べてくれてるんですけど笑》



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ー 付き合った当初は本当大変だった。

お蕎麦しか食べないんだから。

体どうなってるの?って思うくらいだったし。


「毎日、お弁当ありがとうな」

『ふふ、それが私の仕事だから!これからもたくさん食べてね』



そう言って二人で微笑んだ。



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『ショートさん、あっという間で残念ですが、最後のアンケートです』

『もう終わりか』

『はい、順調で嬉しい限りです笑

最後に旦那様に一言!』


《いつも無事に帰ってきてくれてありがとうございます。私に安心をくれてありがとうございます。私はあなたに何も出来ないけれど、精一杯尽くします。できるならずっと隣にいさせてください》


『…そんなことはねぇ、お前がいるから俺はー』

『あーショートさん、このあとありますから‼︎

その前に一旦CM!』



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『本当、いいところでテレビってCM入るよねー』



そう言いながら焦凍くんを見ると真剣な眼差しでこっちを見ていたから、思わずときめいた。

本当心臓に悪い。



『ど、どうしたの?』

「いや、直接言いたくなった」

『えっ、ちょっと待ってっ///』

「お前は、何も出来ないって言ったが、そんなことはねぇ、

家にいてくれるだけで、そばにいてくれるだけで、俺は何でもどんなことでもやれる。

俺の方こそずっとそばにいてくれ」



ー あー本当この人を好きになって良かった。

まさか直接言われるとは思わなかったけど//


そのあと鑑賞会は終了して、ずっと一緒に過ごした。
1部屋目 ショートがテレビ出演 END
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