• テキストサイズ

【更新停止】Other Only 短編集

第3章 轟くんのお部屋







ー な、なんか急に二人で見てるの恥ずかしい…//


1人で見てるとそうでもないけど、やっぱり本人がいるからかな、と思ってちらっと焦凍くんを見たら、出演中の焦凍くんと同じ表情で、平然としていた。


ー な、なんか悔しいっ!



-----------------



『凄く愛されてますね〜全部が好きってなかなかいないですよ?』

『俺も全部好きだ』



-----------------



最初は、テレビでなんてことを⁉︎/// って一人で騒いでたけど、もう何回も見ると慣れてくる。

慣れって怖い。

焦凍くんはふと、今ここで、言っていいか?って言うから、お、終わったらね!///ってごまかしておいた。



-----------------



『あらー全国ネットで告白しちゃいましたね笑
続いての質問はー

旦那様と最近喧嘩した原因は?』


『……喧嘩なんてしたことあったか?』


《喧嘩というか怒られたことが一度だけ…私が悪いんですけど、帰りが遅くなることを連絡しなかったんですよね、帰ったらものすごく怒られて…同時に凄く心配もかけてしまって、それから気をつけるようにしてます》


『それは、凄く心配されたでしょうねー』

『ああ、帰るまで生きた心地がしなかったな…』



-----------------



焦凍くんの顔見なくても空気でわかる。

だから私はもう一度謝った。



『あの時は本当ごめんなさい、連絡したと思ってて…』

「もう済んだことだろ? 今はちゃんと連絡してんだから、もう謝るな」

『…う、うんっ//』



頭をぽんぽんとされて思わず涙腺が緩んだ。



-----------------
/ 84ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp