• テキストサイズ

【更新停止】Other Only 短編集

第2章 切島くんの屋根裏







鋭児郎くんの家は一回だけお邪魔したことがある。

でも他の人もいたし、緊張しなかったけど、今日は違う。



ー たしか、ここ、だよね…//



そっと、ドアを開けると、見たことある部屋でほっとした。



ー キョロキョロ見たらダメかな?



そう思いつつも好奇心には勝てなくて、ぐるっと見渡す。



ー 意外とシンプルな部屋なんだよね、赤いものとか、男気!みたいなグッズがあるかと思ったのに。



ふと、私と撮った写真が飾ってあって目に入った。



ーまさか、飾ってあるなんてっ// 恥ずかしっ…



その時、ガチャっとドアが開いた。



『…あ、おかえー』

「…おまっ、何見てんだよっ///」

『…えっ、ご、ごめんっ…』

「…まぁ、別に、いーけどよっ// 勝手に見んなよなー」



写真は鋭児郎くんに取り上げられて、ベッドに座らされる。



『…嫌だったの?見られるの…』

「…男らしくねぇーだろ、写真なんて飾ってるの//」

『そんなことないよ、私は嬉しかったよ?//』

「…っ、はぁーなんで、そんな可愛いんだよ///」



トンっとベッドに押し倒された。



『…鋭、児郎くんっ?///』

「そんな目で見るなっ…// バス停の時からずっと、抑えてんだから…」



熱っぽい目で見つめられて、普段と違う前髪を下ろした鋭児郎くんに押し倒されて、そんなこと言われたら私が答えられることは1つ。



『…抑えなくて、いいよっ…///』

「…っ⁉︎///」

『……わ、たしもっ// んぅっ//」



その瞬間、噛みつくようなキスをされる、鋭児郎くんの両手が私の両手を捉えてギュッと恋人握りになる。



「…っは、んっ//」

『…んっ、ぁっ//』



ちゅっ、ちゅっと吸われながら息つく暇もなく、キスをされる。
/ 84ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp