第2章 足並みの乱れ
驚いて振り返った智の目には、
自分を睨みつける翔の姿が映った。
「し…翔っ……」
その凄まじい殺気に
智は後ずさる。
「俺を散々邪魔にしたのは
新しい男ができたからなのか?」
「ちっ……違うって……
あいつは元カレで…」
「元カレ……?
いい経験させてくれたヤツか?
未だに付き合ってたのかよ!?」
「え……?」
「赤ん坊までこさえやがってーーーっ!!!!!!!」
「違うって……」
(どう考えたって無理があるだろー…)
「智!!!
俺を何だと思ってるんだ!?」
「えっ……」
翔は智の腕を掴むと
有無も言わず智のマンションまで
連れて行き、
ベットの上に放り投げた。
そして、智の服をすべて脱がし
その可愛いお尻を撫でまわす。
「あっ…こら~何をするんだ翔?」
翔は、智の腕を掴んで
そのままベットの上に押し倒し
剥き出しになった双丘を撫でる。
「こうでもしないと
智は逃げるだろう……。
大事にして…
あなたの望むようにしてきたのに……
でも、智は逃げることしか考えない。
だからもう考えてやらない。
俺のしたいようにする。」
翔は自分の服もすべて
脱ぎ捨てると
智の秘孔に熱いモノを押し当てられた
智はビクッと振り返った。
「よ…よせっ……翔ー‥ああーーー!!!」
あろうことか、
翔は濡らしてもいない、
柔らげていない入り口に、
翔自身をグイっと押しつけた。
「きゃぁぁぁぁっーーーーー・・!!!!」
いきなり最奥まで貫かれて、
智は、白い躰を仰け反らせて
身震いした。
「くっ…智の中はこんなに素直なのに……」
「あっっー!!翔…、待っ…。
も、あっ‥もっとゆっくりーー……。」
「あなたは、知らないだけだ……。
俺は本当は智とやることばかり考えてるんだよ…」