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もう迷わない辿り着けるまで〔気象系BL〕

第2章 足並みの乱れ


2人が帰ってしまった後…

「カズ…
そのカッコウ…お誘いと
受け取っていいだよなぁ〜」

シャワーを浴びて出できた和也を見て
潤はベットで寝そべったまま
その姿を見つめていた。

それもそのはず、和也は素肌に
パジャマの上だけという姿をしていたんだ。

綿のシャツがしっとりと
濡れた躰に張り付いて
微かに透けて見えるピンクの突起や
下半身のカズ自身が見えそうでみえない。
妙に官能的なムードを
かもし出している。


「潤……お前キツイよ…」
「なんで?だってホントのことでしょ~

翔には何を言ってもいいけど…
智にはダメ!!!」

和也は悩ましい仕草で
ベットに腰かけた。


「…カズ……あなたって人は……
そうやって智さんを甘やかすから……」
「違うんだ、潤…
智が悲しむとなぜか、俺も辛いから……」

「ふふ…ホントに不思議なんだよなぁ〜
カズと智さんは双子じゃないのに…

まるで、シンクロしている
みたいになるなんて…。

じゃ…もしかして、
俺がカズを気持ちよくしてあげたら、
智さんにも感じちゃうとか…」

潤は和也のシャツを脱がすと
その可愛い突起を摘まんだ……

「あっ……ああ……」

「ふふ…
この快感も伝わったりして……」

「うっ…あっあ…
それはないよ。

伝わるのは痛みや
悲しみだけだよ…」

潤は狭い入り口を
いっぱいに広げ
中へ、中へと太い指を
突き進めていく。

「あっ…ふうっ…………!

それを嘲笑うかのように
根本まで埋め込んだ指を
グリグリと掻き回す。

「カズ……いい忘れるなよ…
智さんといっしょに苦しむ相手は、
もうあなたじゃない……」

「は…あっ…潤っーー」
「俺の可愛いカズ…

今度は俺と一緒に
苦しんで行くんだ!!」

瞬間、巨大な灼熱の塊が
内壁を押し広げながら一気に
最奥まで貫いた。

「あっああっーーーー!」

和也は夢中でその胸にしがみつき、
自分を攻める律動に
合わせて躰を揺らしていた。



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