第1章 新たな始まり
翔は智の小さな入り口に
優しく触れると
「あっ…い…今さら…………。」
「でも、智、わかるよね。
このままじゃ、俺が挿れる前に
イッちゃうよ…………。」
「う…………」
その言葉通り、
翔のモノは、
今にも弾けそうなほど
ドクドクと激しく脈打つている。
これが翔の情熱。
智を求める真の心の証。
「俺は、ガキだから……
また智を泣かせちゃうかも
しれないけど…………。」
「あっ…………。」
「いいか?
泣くなら俺の腕で泣けーーーー!」
瞬間、巨大な灼熱の塊が
内壁を押し広げながら一気に
最奥まで貫いた。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁーーーー・・!!」
抱き上げられた白い足が、
衝撃のすごさを想像させるように
ビクビクと飛び跳ねる。
しなやかな獣のように背中を
弓なりに反り返し、
薄茶の髪が舞い踊る。
「ひいっ…、
やぁぁぁぁぁぁーーーーーー!」
身の内をいっぱいに満たす
歓喜に浸りながら、
鮮やかに悶え狂う妖艶な生き物
「智は…悪魔だーー……。」
目眩がするほどの締めつけの中、
翔は飢えたように
激しく腰を振り回す。
突き上げ、引き抜き…………
そのたびにパンパンと
激しい音を響かせながら。
「すごい…イイ…!
こんなの初めてだ……」
濃紺の制服に白い足が絡みつく。
「あっ…はぁっ…翔……、
翔ぃーーー…!」
両手で翔の髪をつかみ
智はさらなる快感のために
胸元に引き寄せる。
翔の唇がすでに赤く染まった突起に
食らいつくと、
自分で望んだくせに、
智はイヤイヤをするように
首を激しく振る。
「やぁっ…!あっ‥あぁ、
バカぁ……そんなぁーー…」
智の可愛い突起を
舌先でなぶりながら、
独占欲を丸出しにする
男の余裕のなさが、嬉しい。