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【イケメン戦国】永遠の始まり~満ちて果てて~
第13章 魔王の平生 ~中編~誕生記念 【織田信長】
「莉乃…」
城が見えてきている。
帰ればまた日常に戻り、このように出歩く機会も無いだろう。
手に持っていた荷物をぽとりと落とし、愛しい莉乃を両手で強く抱きしめた。
背中に手が回され、胸に莉乃の頬が押し付けられる。
「信長様、愛しています」
「あぁ、俺も愛している」
そういって、町民として最後になるだろう口づけを落とした。
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