第8章 淡藤の深謀 ~後編~ 【石田三成】R18
強く吸うたびに跳ねる莉乃様のお体。
…今までの場所はいわば「序章」だ。
ここからが重要、な気がする。
「莉乃様… 失礼しますね。」
手のひらをそろりと下げていき、女性の一番大切な部分に向かう。
莉乃様は足を閉じてしまっているけれど
「お願いします…」
そう言うと力が緩んだ。
そっと足を開かせ、その部分に指を這わせる。
ぬるり、としていて露がこぼれていた。
「んんっっ」とまた艶かしい声が漏れる。
「莉乃様……
今までの私の技巧はいかがだったでしょうか?」
はぁはぁと短い呼吸を繰り返し、何かを答えようとしてくれている莉乃様…
答えが待ちきれず、そのままあてがっていた中指をぷっくりと膨らんだ蕾に走らせる。
ゆっくり押したり、上下左右にこすったりすると、
「んあぁぁっぁぁ」とまた背中がしなった。
「ここをこのようにすると気持ちが良いのですね?
では、これはいかがですか??」
右の中指で蕾の愛撫は続けたまま、左の中指を莉乃様の中へ差し込む。
「んんんんーーーっっ、ま、待って、三成くん、それは、だめっっ!!」
「だめですか?? でも莉乃様…
莉乃様の中が私の指を離してくれないのです。締め付けてきて…」
ぐねぐねと動くその熱い内壁は、痙攣を起こしているかのように私の指を締め付けてくる。
抜き差しを始めるとその痙攣の速度が上がる。
そして動かすのと同じ律動で莉乃様から「んあっ」「あっっ」と声が漏れて。
私はその様子を食い入るように観察した。
指の動かし方、そして動かした時の反応、声の上がり方…