第8章 淡藤の深謀 ~後編~ 【石田三成】R18
「続けさせていただきますね」
ご自分で『弱い」と暴してしまった耳。
先ほど習った口づけの動きで、重点的に攻めていく。
莉乃様は下唇を噛み、顔を真っ赤にしたまま肩で短い呼吸をしていた。
「莉乃様、呼吸が苦しいようなので、帯を外しますね。
横になりゆるりとしてください。」
手早く帯を外し、その場にゆっくりと体を倒させる。
「み、三成くん、、あの…」
「口づけだけでは…満足させてあげられると思えません。
もっとよくご指南ください」
真剣にお願いする。
「わ、分かった…」
「口づけの次は…どの部分に触れたらよろしいですか?」
「これもまた、人によると思うけど…
私だったらもう少し下に… 段々と下がってきて欲しい…かな」
「もう少し下、とは? 具体的にどのあたりでしょうか?」
「うーーー… 胸、のあたり…」
ご説明される莉乃様は本当に恥ずかしそうだけれども、教えを請うしかない。
「では、失礼しますね。」
襦袢の紐を外し、合わせを開かせる。
「ちょ、ちょっと、!」
「着物があっては、実技を行うことができません」
襦袢の中の莉乃様は_______
女らしい丸みのある肩に鎖骨。荒れのない白い肌、なだらかに続く二つの丸み。
桃色に色づいた胸の突起から目が離せなくなった。
「あまり…見ないで…」
「無理…です。麗しすぎて、目を離すことができません」
『胸のあたり』と言っていた。
あたり、、、とは? 突起を口に含む。
「んんぁっ」
体がびくり跳ね、莉乃様からまたお声が…
「こちらも、不快ではないのですね?」
確認しながら進んでいく。