第4章 梔子の嫉妬 ~後編~ 【徳川家康】R18
再び口づけを開始した俺は、揉んでいた胸からだんだんと手を下ろし…
着物の裾を割った。
途端、ぎゅっと硬くとじ合わされた腿。
「ま、待って家康」
「いつまで?」
「聞いて。 わ、私ね、、、」
「??」
「…ずっと、家康が好きだった。
最近、怪我することもなくなって…
家康に治療してもらう事もなくなって、寂しかった。
だ、だからね、あの『風邪かも知れない」っていうのは仮病だったの。
ごめんなさい…」
こんなに可愛らしい子が、こんなに可愛らしい台詞を吐く。
俺に向けて。
・・・俺だけに向けて。
________理性がガラガラと崩壊した
「優しくしようと思ったのに…」
襦袢の合わせを強引に開くと、たわわな膨らみがこぼれてきた。
片方の硬い突起を口に含み、もう一方は指で摘む。
吸って、食んで、舐める舌が止まらない。
莉乃はいやいやと首を振っているが、その淫らに開く口元が本当の気持ちを物語っていた。
乱れてところどころの肌が見えてしまっていた襦袢の腰紐を解く。
現れた肌は…
透けるように白く、細くくびれた腰、そこから続くふくよかな尻、すらりと伸びる脚。
見惚れてしまうほど美しい裸体だった。
「莉乃…すごく綺麗」
この美しい肌を守りたい気持ちと、自分の跡をつけたい気持ちがせめぎ合う。
__後者が勝った。
首から胸、腹、とあちこちに吸い跡を付ける。
小さな赤い花が咲き誇る莉乃の肌。…
そして目指すは莉乃の快楽に歪む姿だった。
吸い跡をつけながら、腹からだんだんと下に下がる。
莉乃は待って、とか細い声で抵抗するけれど、先程からぎゅっと閉じていたその中がどうなっているか、想像は容易かった。