第28章 御伽の国の姫~別館~【上杉謙信】R18
「んあっっ」
口づけで既に濡れ始めていたそこ・・・
繊細に動くその指にくまなく探索され、声が上がる部分を攻めてくる。
「ま、って、謙信さ、ま。もっと、ゆっくり・・・」
謙信 「お前が弱いのはここと、ここもだったな」
固く形を変えていた胸の頂を口に含み、舌でもて遊ばれる。
舐められ、ゆるく噛まれ、その舌の動きで背中が反ってしまう。
外側を撫でていた指が突如、無遠慮に中へと差し込まれた。
「あぁっっ、そ、こ・・・は・・・んっっ」
謙信 「全てを献上したのだろう?
ならばここも俺のものだ」
中をかき混ぜられ自力で立っていられず、謙信様の首にしがみつく。
「謙信様ぁっっ」
謙信 「そうだ、お前は俺にしがみついていれば良い」
出し入れされる指に露がまとわりつき、その動きに合わせて短い声が出てしまう。
しっかり立っていなければ余計に指を深くまで咥え込むことになってしまうのに・・・
言うことを聞いてくれない膝は震え腰も落ちそうになり保っていられない。
謙信様の巧みな指使いに、あっという間に快楽の高みへ押し上げられていた。
「もう・・・無理ですっ・・・」
謙信 「この先、お前のこの姿を見て良いのもこの俺だけだ。」
指の動きが強められ、弱い部分を攻められ・・・
謙信様に支えられながら、立ったまま私は腕の中で果てた。
ゆっくりと褥に寝かされる。
息が上がって肩が上下するのを隣に座って満足そうに眺めている謙信様。
「あまり、見ないでください・・・」
謙信 「なぜだ?
俺の前でだけで狂い咲き、果てたお前は何よりも妖艶で美しい。目が離せないのだ。」
観察されているようで恥ずかしくなった私は・・・
「もう、謙信様ったら・・・」
口を尖らせながらゆっくりと身体を起こし、両方の手のひらをそれぞれの謙信様の目に当てそっと覆った。
謙信 「幼子の遊びか?」
おかしそうに口の端が弧を描く。