第22章 猛将の憂鬱 ~別館~【織田信長】R18
吸うようにして、口内の柔らかい肉と信長様の塊を密着させながら上下に動かしていく。
時々先端をちろちろと舐めると、だんだんと硬さが戻ってきた。
「貴様…今宵はやけに積極的だな。」
私は何も答えず、ただ愛情を込めた笑みだけ返す。
信長様は口淫を受けながらも、手を伸ばして私の胸に触れてきた。
親指と人差し指でつままれ、こねられているとまたすぐ反応して硬くなってしまう。
大人しく受身でいてくれないところが…信長様らしい。
私の右手の上下はそのままに、唇だけを移動させていく。
うち腿、足の付け根、
そして袋にそっと舌を這わせると、「くっ」という声が漏れたのを聞いた。
下から順に場所を上げていく。
へその周りの硬い筋肉に舌を這わせ、吸い、体の側面のラインを指でゆっくりなぞっていくとため息のような声を出す信長様。
右手では扱きながら、小さな乳首を優しく噛むとまた、声が漏れた。
「先程のでは、、、足りなかったか?」
にやりとしながら聞いてくる信長様に、私はこう答えた。
「私は…もう十分です。
だから…次は信長様がもっと…堕ちて行くところを見たい」
信長様が一瞬目を細め、きらりと光ったのを見逃さなかった。
「俺が堕ちるところを見たい、か。 なかなか断り難い誘いだな」
気が付けば私は信長様に乗り上げていた。
両肘を信長様の顔の両側に付き、奥深くまで口付けする。
角度を変え舌を絡ませ合えば、お互いから漏れる息遣いまで交換しているようだった。
さっき私が散々咲かされた口付けの跡を、私も信長様に落としていく。
たくましい首、鎖骨、胸…
私のような赤にはならないけれど、まるで桜の花びらのような小さな跡がたくさん付いた。
「珍しいな、貴様がこのような場所に跡を残すなど」