第19章 傾国の紅粉　【徳川家康　編】　R18

「ちょっと！？いえやっっんっっ」

荒々しく口を付ける。



「手加減なんて、してあげないから」



莉乃の両手を頭の上でひとつにまとめ、左手で畳に押さえつける。


舌先で莉乃の口内を蹂躙しながら、浴衣の帯を乱暴に剥ぎ取り合わせを開かせた。

足をバタバタとさせているけど、体重をかけそれ以上動けないようにする。


今まで、こんなに荒っぽいことはしたことがなかった。



「まって、家康っっ」


「待たない。　不安なんて、少しも抱く必要ない。　

・・・それを体で分からせてあげる。」






首筋に歯を立てて、さらに吸う。
赤い花が咲いたように色白の素肌に色が載って、もっと俺の印を刻みたくなる。


首を振ってイヤイヤとするけど、莉乃が大人しくなる場所…
俺は知ってるから。



耳たぶを咥えると、びくりとして体が動かなくなった。



「ここされるの好きだよね。
他にもどこがいいのか…見つけてあげる」




まとめあげられた両腕がふるふると震えている。
押さえておかなくとも、抵抗する気はもうなさそうだ。



耳の淵に沿って舌を這わせると、「あっっ」と艶かしい声が上がった。



開かせた浴衣から素肌が見えていて、それが俺の欲望を加速させる。






＿＿＿以前、莉乃に口付けをしていて…

その日は抑えが効かなくなり、耳と…
合わせから手をいれ、柔らかい膨らみに手を出してしまった。


その先へ進むのは、莉乃の誕生日の贈り物として計画していた先で、と己の欲を封じ込めるのに苦労したけれど、、、


その時に、耳が弱いこと、
そして突起の周りをなぞると、莉乃に熱が灯ることを知ってしまった。＿＿＿







その時の復習をするように、ゆるゆると突起を攻める。


すぐに固くなり、吸いやすそうな形に変化した。