第7章 ★ 添い寝からの嫉妬
部屋の前で今剣と別れ、私はこんのすけと一緒にベットに入った。
ベットは元カレと同棲していたときに買ったものなので大人が2人寝ても十分な広さがあるクイーンサイズだ。
私はこの寝心地をとても気に入っているので別れた後も使い続けている。物に罪はないし…
部屋の電気を消し、眠りにつく。
今日1日でいろんなことがあり過ぎてすぐに眠りにつくことができた。
真夜中
私は自分の身体が重く、暑くなり目が覚めた。
澪『ぉ、ぉもぃ…』
寝起き独特のかすれた声を出しながら身体を起こそうとしたが動かない。
(嘘でしょ金縛り!?)
目線を少し下にしてみると後ろからがっちりホールドされていた。
体制的にバックハグをされながら寝ているのではないかという思考があったものの、私はこんのすけとしか寝ていない。
(もしかして幽霊…?)
1度こうなってしまえば思考は悪い方へしか進まない。
後ろに振り向く勇気はなかったため、なんとかして腕の中から抜け出そうと試行錯誤していると耳元から声が聞こえ、何かもふもふしたものが擦り寄ってきた。
?「ん…ぬし様…」
(え?今ぬし様って言ったような…)
澪はがっちりホールドされながらも視線を後ろにしてみると小狐丸に後ろから抱きつかれていた。
(マジで幽霊じゃなくてよかったぁー!!!)
でもなぜ小狐丸がここにいるのだろうか。
身動きが取れないながらも身体をひねり小狐丸と向き合う形になった。
(それにしても顔面めっちゃ整ってるな…まつ毛なっが!鼻つまんじゃえ!)
私は小狐丸の顔面の良さに感心しながら鼻をつまんだり、ほっぺをぷにぷにしたり、ぎゅーっと抱きついたり…好きなようにした。
最初は幽霊かと思ったぐらい怖がらせられたのだ。
少しぐらい好きにしてもいいと思う。
その安易な行動のせいでのちのち後悔するとも知らずに…