第4章 初めまして
襖を開けるとそこには見なれた景色が拡がっていた。
澪『…え?これ私が一人暮らししてた時の部屋と全く一緒…』
目の前にはこの純和風の家には似合わない綺麗に塗装されたフローリングと白で統一された家具があった。
こんのすけ「政府殿があるじ様の元々の部屋をここの空間に繋げてくださったんですよ!」
澪『え?黒が?なんも準備してなかったから有難いけどなんで私の家知ってたの…?』
この国にはプライバシー保護という言葉が本当にあるのかと不安になる澪であった。
今剣「わあー!ここがあるじさまのおへやですか!はじめてみるものばっかりです!あのおおきいのはなんですか?」
澪『あれはね、熊のぬいぐるみだよ!』
と、コス○コで購入した巨大なぬいぐるみを抱き抱える。
澪『今剣より大きいんじゃない?笑笑』
今剣「ほんとうですね!ぼくよりおおきいです!」
今剣がすごくキラキラとした目でぬいぐるみを見ている。
それはもうほんとにキラキラした目で…
澪『気に入ったならあげるけど…?』
今剣「ほんとうですか!?!?あるじさまありがとうございます!これをあるじさまだとおもってたいせつにします!」
澪『私はこんなに太ってない!』
そんな言葉は今剣には聞こえておらず、澪にもらった巨大ぬいぐるみを抱えてはしゃいでいた。