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Good old fashioned lover boy

第7章 地獄への道連れ


「ロッセリーニの目的は組織への復讐だったんだ。
けれど、スタンド使いではない彼には歯が立たない相手が多い。
そこで…。」
「彼女を利用した。」
メローネが話してるところにブチャラティが食い気味に入った。
彼は理想的な答えが返ってきたことを喜ぶ教師のように、ブチャラティに「正解」と言わんばかりのウィンクをした。
「彼女とロッセリーニの関係だけど、二人が直接関係してた訳ではなくて例によって夫妻と奴の父親が長年の知り合いだったらしいよ。
スポンサーみたいな事もしてたようだし。」
話をまとめると、あの事故が起こって以来、パッショーネに対して恨みを持っていた彼が組織への復讐として入念な調査をした後に、スタンド使いのミス・ヴィヴィを見つけた。
しかし、彼女の両親にこの計画が発覚するのを恐れて夫妻を事故と見せかけて殺害。(殺し屋を雇って指示した。)
その後、両親を失くし天涯孤独になった彼女にあの手この手を使って自身の支配下に置いたのだろう。
「随分としたたかでろくでもない野郎だな。
なあ、ジェラート。」
ソルベの問いかけに彼は「ウンウン」と頷いた。
「でも、もうすぐ奴の秘密も秘密でなくなる時が来るんじゃないか?そうだろボス。」
メローネがそう振るとジョルノはゆっくりと頷いた。
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