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Good old fashioned lover boy

第7章 地獄への道連れ


メローネから聞いた話では、ある時に組織の息がかかってる領域を奪おうとしてる輩がいるという噂を聞き、素性を隠して彼女がショーの為に現れるバールに訪れた。
もちろん、これは任務ではなく彼自身の興味で行ったまでだ。
メローネが遠目で「彼女」を見ていたところ、ショーの終わりに「彼女」がカウンターで誰かと話してる様子が見えたという…。
「それがプロシュートだったのですね。」
「あぁ、例のごとくペッシもいたよ。」
「しかし、よく彼らに気付かれませんでしたね。」
「同じカウンターに座ってたけど端の方にいたから。
パッと見た感じだけど可愛らしいところがありそうな人だったけど」
あぁ、今はそんな事は他の誰からもあまり聞きたくはない…。
ジョルノの心は渦を巻く海のように色々な感情が目まぐるしく回っていた。
それに気付いたのかどうかは分からないが、メローネが再びジョルノに聞いた。
「もしかしたらだけど、ボスは独占欲が強いの?」
冷静を装うようにしたがこの言葉に思わずジョルノは揺らいでしまった。
まさか…自分が…。
メローネが含み笑いをしながら再び彼に言った。
「なら、ギャングらしく奪い返したらどう?…色々とね。」
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