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Good old fashioned lover boy

第7章 地獄への道連れ


例の物を手に入れて本部へ持ち帰った頃には既に日付が変わっていた。
ジョルノはいつもいる執務室から見て奥にある仮眠室で数時間眠った後、先ほどいた部屋とは別の大きな部屋に入った。
そこは任務についての打ち合わせや会合で使われる会議室だ。
そこには既にあのパーティーに参加していたアバッキオとリゾットがおり、フーゴとメローネ、プロシュートとペッシもいた。。
しかし、ジョルノの心は暗く苛立ちが募っていた。
彼女に対する感情を自覚しておきながら卑怯な手を使ってしまった。
意識がなくなる直前にあんな事は言ったものの、彼女が覚えてるかどうかは分からない。
もし、また彼女が心を閉ざしてしまったらどうしたらいいのだろう…。
そうやって自分勝手な事ばかり考える自身にもジョルノは苛立ちを隠せなかった。
だが、これは任務だ…。
個人的な感情を持ち出したら混乱が起きかねない。
ジョルノは例の物をテーブルに置いて話を始めた。
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