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Good old fashioned lover boy

第3章 華麗なる瞳


「ミスタ、この書類に不備がありますよ。修正して下さい。」
ブロンドの若い青年がミスタと呼んだ男にその書類を渡した。
「はいはい直しときますよボス。」
そう言って彼は青年がいる部屋を後にした。
シンプルで無駄なくまとめられた部屋に漆黒のプレジデントデスク、高級感のある黒革の椅子に腰をかけて仕事に取りかかってる若い青年が一人…。
何をかくそうその人物こそがギャング組織「パッショーネ」を率いる若きボス、ジョルノ・ジョバァーナだ。
組織内の血で血を洗う抗争の果てにわずか15歳でボスの座に君臨し、今日まで至っている…。
そして驚くことにかつて死闘を繰り広げ、因縁の相手でもあった暗殺チームのメンバーも自らの部下に収めた人物でもある。
最初の頃こそかつては敵同士であったが故にいつ再び抗争が起きてもおかしくはない状況が続いたが、彼の説得に応じ忠誠を誓ったある一人の男を皮切りに徐々に新しい組織へと溶け込んだいったのだった。
それから10年の歳月が流れ、このパッショーネはネアポリスを拠点に力を増している組織になっている。
当然ながらジョルノ自身もこの10年で変わっていた。
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