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Good old fashioned lover boy

第2章 プロローグ


長い人生を過ごしてく中で印象に残る人は少なからずいるはずだ。
友人や恋人、家族など自分自身と密接な繋がりがある人間を多くの人は挙げるかもしれない…。
しかし、中にはこんなケースもある…。
街中でふと見かけた人物に何故か目が止まった、あるいは一目惚れしてしまったなんてものが起こる場合もある。
学園のマドンナや街にいるモデルと見間違えてしまうくらい美しい男女がいたら誰しもが目に止めてしまうだろう。
例えば、こんな歌があったらどうだろうか?
古き良き紳士の振る舞いで恋に情熱を注ぐ青年を描く歌…。
ある人はその歌を聴いてうっとりとした気持ちになり、ある人はそんな人間なんている訳がないと否定しまうかもしれない。
しかし人生というのは決まったレールを走る列車とは違い、思いもよらぬものが転がってることが数多くある…。
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