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Good old fashioned lover boy

第4章 ジュエル


声がした方ヘ視線を向けるとそこには元暗殺チームのリーダーであるリゾットがいた。
「組織を潰すって…。」
驚きの事実を聞いてフーゴは言葉が続かなかった。
「じゃあ、アイツが他の組織を使って俺達を孤立させてるのか?」
ナランチャの問いにリゾットは深く頷いた。
するとリゾットはポケットからボイスレコーダーを取り出して再生ボタンを押した。
「相手は奴の差し金だった組織の手下だ。」
そこからの内容によると、パッショーネに背くように指示したのはロッセリーニで多額の報酬を受け取る代わりにこの指令を聞いたのだという。
「ロッセリーニの目的は聞き出せたんですか?」
ジョルノが聞くとリゾットは首を横に振った。
「いいや、その件に関しても奴は知らないの一点張りだった。」
「どうやって拷問したんだ?」
ミスタが興味本位で聞くとリゾットは真顔で答えた。
「スタンドを使ってじわじわと追いつめたまでだ。」
返ってくる答えは大体の想像がつくとはいえ、ミスタと彼の近くにいたナランチャとフーゴも表情が若干引きつったように見えた。
「未だに彼の目的が見えないですね。
他にも調べられそうな事はありますか?」
ジョルノが聞くとメローネから意外な答えが返ってきた。
「それならソルベとジェラートがここの地下室で調べてるよ。
どうやら奴はこの組織と関係してるらしいんだよ。」
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